2020年 G3マーメイドS|過去10年データからの考察

2020年6月13日

こんにちは!所長のファフナー川原です。

今回はG3マーメイドステークスを考察して参りたいと思います。

阪神芝2000mの過去データ

まずは阪神芝2000mの特徴から見てみたいと思います!

最初は、枠順についてです。

枠番勝率連対率複勝率
1枠7.8%14.8%22.6%
2枠8.2%16.6%28.1%
3枠7.9%17.2%23.7%
4枠7.9%16.3%24.4%
5枠9.6%19.2%26.8%
6枠8.4%15.2%24.3%
7枠8.4%15.8%23.7%
8枠7.4%15.8%23.2%
阪神芝2000m 2019-2010

ご覧の通り、枠順の有利不利はあまり意識する必要がありませんね。

5枠が少し抜けておりますので、5枠の馬は0.5pt加算することとしましょう。

5枠の馬は、9サラス、10レッドアネモスの2頭となります。

続いて、脚質の有利不利です。

脚質阪神芝2000m
勝率
阪神芝2000m
連対率
マーメイドS
勝率
マーメイドS
連対率
逃げ18.5%30.2%0.0%20%
先行11.9%23.5%8.6%11.4%
差し7.1%15.7%6.7%15.0%
追込2.8%5.8%7.9%13.2%
阪神芝2000m&マーメイドS 2019-2010年

脚質については、面白い結果が出ております。

通常、阪神芝2000mでは、先団の馬の前残りとなりやすいですが、マーメイドSに絞ってみると、

逃げ馬勝率0%という結果となっております。

マーメイドSは荒れやすいと言われている所以がこういったところも影響しているのでしょう。

そこで今回は、脚質によるptは加算しないこととしましょう。

マーメイドSの過去データ

続いては、マーメイドSの過去データを見てまいりましょう。

まずは、人気信頼度です。

人気勝率連対率複勝率
1番人気20%30%40%
2番人気10%20%30%
3番人気20%20%20%
4番人気0%0%20%
5番人気0%0%20%
マーメイドS 2019-2010年

マーメイドSは、1番人気複勝率40%と、かなり荒れやすいレースとなっております。

人気信頼度については、過去のブログを参考にしてください。

人気信頼度星1つのマーメイドステークスでは、人気によるpt加算はなしということになります。

ここまでpt加算が全然されていませんね!

やはりマーメイドSは予想が難しいということですね。

さて、続いては所属別の成績です。

所属勝率連対率
美浦0%11.9%
栗東9.8%14.7%
マーメイドS 2019-2010年

美浦から過去10年で42頭の馬が出場しましたが、勝った馬は1頭もいません。

阪神開催ということもあって、遠征の影響が出ているのでしょうか。

ということで、栗東組は、1pt加算とします。

栗東所属の馬は、

1リュヌルージュ、2サトノワルキューレ、3ナルハヤ、6センテリュオ、9サラス、10レッドアネモス、

11オスカールビー、13サマーセント、14ミスマンマミーア、15マシュロレーヌ、16レイホーロマンス

以上です。

続きまして、前走のクラスによるデータです。

前走クラス着別度数勝率複勝率
G10-1-2-15/180%5.6%
G21-0-3-5/911.1%11.1%
G30-2-0-21/230%8.7%
OPEN3-2-1-12/1816.7%27.8%
3勝5-2-3-45/559.1%12.7%
2勝1-3-1-15/205.0%20%
1勝0-0-0-1/10%0%
マーメイドS2019-2010年

前走のクラスを見てみると、OPEN以下の下級戦の戦績がかなり良いことが分かります。

これも荒れる理由の一つということでしょう。

今回は、OPEN、3勝クラスの馬を1pt加算とします。

上記に該当する馬は、

2サトノワルキューレ、3ナルハヤ、4リンディーホップ、6センテリュオ、7エアジーン、12パルクデラモール、13サマーセント、14ミスマンマミーア、15マルシュロレーヌ、16レイホーロマンス

以上です。

続いては、前走距離で見てましょう。

前走距離勝率連対率
距離延長7.8%14.6%
同距離6.7%13.3%
距離短縮0.0%9.1%
マーメイドS 2019-2010年

距離短縮組がかなり成績が悪く、距離延長組が好成績であることが分かります。

距離別にさらに細かく見てみると、前走1800mが、勝率11.6%、連対率20.3%と頭一つ抜けている成績となっております。

今回は、前走1800m組を1pt加算とします。

前走1800m組は、

1リュヌルージュ、2サトノワルキューレ、3ナルハヤ、4リンディーホップ、5フィリアプーラ、6センテリュオ、8リープフラウミルヒ、10レッドアネモス、12パルクデラモール、15マルシュロレーヌ

以上です。

続いては、種牡馬です。

種牡馬着別度数勝率連対率
ハーツクライ0-0-0-7/70%0%
ハービンジャー0-0-0-7/70%0%
ディープインパクト3-2-0-6/1127.3%45.5%
オルフェーヴル1-0-0-1/250%50%
ダノンシャンティ
サクラプレジデント
タニノギムレット0-0-0-2/20%0%
ステイゴールド0-1-2-6/90%11.1%
モンテロッソ
ベーカバド
ヴィクトワールピサ0-0-1-0/10%0%
マーメイドS 2019-2010年

ディープ産駒は、かなりの好成績を残しており、反対にハーツクライ産駒とハービンジャー産駒は、出走数が多い割に成績がよくありません。

ディープ産駒を1pt加算ハーツクライ産駒とハービンジャー産駒を1pt減算としましょう。

ディープ産駒は、

2サトノワルキューレ、6センテリュオ、12パルクデラモール

以上です。

ハーツ、ハービンジャー産駒は、

4リンディーホップ、5フィリアプーラ、7エアジーン、11オスカールビー、13サマーセント、16レイホーロマンス

以上です。

ディープ産駒が好成績だということからも分かるように、

マーメイドSは、上がり3Fの瞬発力を要するレースです。

下記の表は、マーメイドSと中央全重賞の芝2000mとの上がり3Fの順位別成績です。

上がり3F順位マーメイドS
勝率
マーメイドS
連対率
重賞2000m
勝率
重賞2000m
連対率
1位50%70%29.4%47.8%
2位7.7%23.1%20.2%36.0%
3位7.7%15.4%13.0%24.1%
マーメイドSと重賞2000m 2019-2010年

ご覧の通り、上がり3Fタイムが1位だった馬の成績が、ずば抜けてよいことが分かります。

つまり、3Fの持ちタイムが早い馬がおすすめなので、「過去3戦の平均上がり3Fタイム」が早い馬を1pt加算としましょう。

上がり1位は9サラス、2位4リンディーホップ、3位13サマーセント

以上です。

データ該当馬は?

それでは、今までのデータの該当馬を見てみましょう。

馬番馬名栗東前クラス前距離産駒上がり合計
1リュヌルージュ112
2サトノワルキューレ11114
3ナルハヤ1113
4リンディーホップ11-112
5フィリアプーラ1-10
6センテリュオ11114
7エアジーン1-10
8リープフラウミルヒ11
9サラス0.5112.5
10レッドアネモス0.5112.5
11オスカールビー1-10
12パルクデラモール1113
13サマーセント11-112
14ミスマンマミーア112
15マルシュロレーヌ1113
16レイホーロマンス11-11

4pt 2サトノワルキューレ、6センテリュオ

3pt 3ナルハヤ、12パルクデラモール、15マルシュロレーヌ

なかなか渋い馬がチョイスされてますね。

6センテリュオは人気しそうなので、どうなのかなって感じですね。

レジまぐにて買い目も公開中です!

是非御覧ください!