【2020】G3 ラジオNIKKEI賞|過去10年データからの考察

こんにちは!ファフナー川原です。

今回は、残念ダービーこと、ラジオNIKKEI賞の過去データからの考察をしてまいります。

まずは、福島芝1800mのデータからです。

福島芝1800mの傾向

枠順勝率連対率
1枠6.6%13.9%
2枠7.2%13.6%
3枠7.1%14.4%
4枠6.5%14.0%
5枠5.5%12.7%
6枠6.6%13.9%
7枠7.0%12.6%
8枠8.1%14.3%
福島芝1800m 2019-2010年

2,3枠が好走しておりますね。ローカル競馬場で小回りなのが影響しているのでしょうか。

しかし、大外の8枠も意外と好走しており、枠の優劣は難しいものがあります。

脚質勝率連対率
逃げ13.6%25.5%
先行12.9%25.6%
差し5.7%11.4%
追込1.3%3.1%
福島芝1800m 2019-2010年

前目の馬が有利な傾向にあるようです。非常にコンパクトな競馬場ですので、最後の直線が短く、差しが届きにくいのが影響してそうです。

ラジオNIKKEI賞の傾向

まずは人気別勝率を見てみましょう。

人気着別度数勝率連対率
1番人気2-3-0-4/922.2%55.6%
2番人気3-1-0-5/933.3%44.4%
3番人気2-0-0-7/922.2%22.2%
4番人気0-1-0-8/90.0%11.1%
5番人気1-0-2-6/911.1%11.1%
ラジオNIKKEI賞 2019-2010年

1番人気の複勝率は、55.6%と低く、1番人気信頼度は、星2つという大変荒れやすいレースとなっております。

また、過去には最下位人気である、16番人気が3着になったこともあり、ヒモも大変荒れやすいレースです。

下記の図は、配当分布図です。

配当分布図で見てみると、頭が堅めのヒモが大荒れといったような配当となっております。

1~3着の構成は「堅・荒・荒」のような構成が多いようです。

軸をしっかりと定める事ができれば、あとは「総流し」のような感じで良さそうです。

続いてはハンデ戦ですので、斤量別で見てみましょう・

斤量着別度数勝率連対率
49.5-51kg0-0-0-13/130%0%
51.5-53kg0-2-5-36/430%4.7%
53.5-55kg7-7-3-41/5812.1%24.1%
55.5-57kg2-0-1-19/229.1%9.1%

斤量別で見てみると、53kg以下の軽い斤量の成績が良くない事がわかりますね。

斤量だけで見ると、53.5-55kgの馬が狙い目です。

続いてはレース間隔です。

間隔着別度数勝率連対率
3週1-0-3-13/175.9%5.9%
4週1-0-0-1/250.0%50.0%
5-9週7-8-5-66/868.1%17.4%
10-25週0-1-1-21/230.0%4.3%

3週(中2週)以下の馬は、成績があまり良くなく、おすすめは、4-9週(中3-8週)の馬です。

明け着別度数勝率連対率
明け2戦1-2-3-9/156.7%20.0%
明け3戦0-1-0-22/230%4.3%
明け4戦0-0-0-10/100.0%0.0%
明け5戦2-0-1-5/825.0%25.0%
明け6~2-3-2-10/1711.8%29.4%

明け3・4戦目の馬の成績があまり良くないのがわかります。

続いてキャリアです。

キャリア着別度数勝率連対率
2戦1-1-0-2/425%50%
3戦0-0-0-3/30%0%
4戦1-0-2-16/195.3%5.3%
5戦2-0-1-12/1513.3%13.3%
6戦1-3-1-18/234.3%17.4%
7戦2-2-1-23/287.1%14.3%
8戦1-2-1-13/175.9%17.6%

基本的に多くのキャリアをこなしている馬が良いのは確かですが、極端に少ないキャリア2戦の馬も

素質が高いため、好走しております。

続いては、前走距離です。

前走距離着別度数勝率連対率
今回延長1-2-6-35/442.3%6.8%
同距離2-3-1-35/414.9%12.2%
今回短縮6-4-2-40/5211.5%19.2%

延長組は、あまり良い成績ではなく、短縮組が好走しております。

ちなみに前走競馬場で好走している競馬場は、

前走競馬場着別度数勝率連対率
新潟1-0-0-2/333.3%33.3%
東京6-6-6-55/738.2%16.4%
京都2-2-1-24/296.9%13.8%

上記3競馬場となっており、「左回り」であったり、「坂があまりなく平坦」であったりと、

前回まで「福島とかなり条件が違うコース」だった馬が、ラジオNIKKEI賞で好走する

というパターンが多いようです。

これも荒れる要因の一つであると言えますね。

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4 コンドゥクシオン

好走傾向にある前走青葉賞組、距離短縮、中8週、やや内枠と多くの条件が好走条件と一致しております。

また、雨が予想されますが、新馬戦、山桜賞と不良馬場での勝利経験もあり、タフな馬場にも十分対応出来るでしょう。

12 ルリアン

大外枠を引いてしまいましたが、雨で馬場状態が悪くなれば、そこまで不利にはならないでしょう。

また、前目で上手くいいポジションを取れれば、馬券圏内は期待できそうです。

9 パラスアテナ

ダートから芝に変わって2連勝中の期待馬!豊さんがバッチリ乗りこなしてくれれば、イケルと思います。