【一口馬主用】桜花賞までのローテーション|デビュー時期別に紹介!

2021年3月8日

こんにちは!府中競馬研究所のファフナー川原です。

本日は「デビュー」から「桜花賞」までのローテーションについて調べてみました。

なぜこのテーマにしたかというと、私自身がキャロットクラブで一口馬主をしておりまして

愛馬の「ククナ」が、桜花賞を目指していると陣営が発表しているようでして

桜花賞出場は見込めるのか??

そんな期待と不安を胸に毎日競馬研究を行っている状況なのです。

同じような悩みを持たれている一口馬主様もおられると思いますから

桜花賞までのローテーションを調べてみました。

①王道ローテーション|8~9月デビュー

桜花賞ローテーション(8~9月デビュー)
新馬戦→アルテミスS →阪神JF →チューリップ賞 →桜花賞
ファンタジーS →

こちらが王道ローテーションとなります。

代表的な例としては、2018年2着ラッキーライラック、2017年2着リスグラシューなどが挙げられます。

王道ローテーションは別名、「桜花賞2着ローテーション」といっても良いかもしれませんね。

しかし、どちらも桜花賞で勝利は出来ていないものの、古馬戦でもトップクラスの成績を残しております。

やはり王道ローテーションをこなした馬は、期待して良いでしょう。

②早熟型ローテーション|6~7月デビュー

桜花賞ローテーション(6~7月デビュー)
新馬戦→新潟2歳S →阪神JF →チューリップ賞 →桜花賞
函館2歳S →
札幌2歳S →
小倉2歳S →

こちらが早熟型ローテーションとなります。

早めにデビューすることで、素質のある馬がデビューする前に実績を重ねることが出来ます。

代表的な例としては、2014年1着のハープスターです。

ハープスターは桜花賞以降、G1で勝利を挙げることが出来ておらず、もう少しゆっくりとローテーションを組んでいれば、古馬G1でも勝てたかもしれません。

しかし、この早熟型ローテは早めに重賞を勝ち、賞金を加算することで、阪神JFまでゆっくりと調整することが出来ます。

③遅めローテーション|10~12月デビュー

桜花賞ローテーション(10~12月デビュー)
新馬戦→シンザン記念 →チューリップ賞 →桜花賞
紅梅S →
エルフィン →

こちらが遅めデビュー向けローテーションとなります。

代表的な例としては、2016年1着のジュエラー、2012年1着のジェンティルドンナといった馬です。

遅めデビュー組から桜花賞1~3着に入った馬は、大物級が多く、

2020年に無敗3冠を達成したデアリングタクト

新馬 → エルフィン → 桜花賞 と遅めローテーションでした。

「デビューの時期は色々な理由で遅くなったが、素質があるため桜花賞になんとか間に合わせる。」

といったような感じでしょうか。

デビューが遅くでも期待できますね。

チューリップ賞経由は、ほぼ必須!

今回ローテーションをまとめるにあたって、

2011年~2020年の桜花賞1~3着馬(計:30頭)のローテーションを調べました。

そこで分かったことが、桜花賞で好走するためにはチューリップ賞は、ほぼ必須だということです。

30頭の内、17頭がチューリップ賞を経由しており、56%の経由率となっております。

チューリップ賞を経由しなかった馬は、「デアリングタクト」「グランアレグリア」「アーモンドアイ」「クロノジェネシス」といった。超一級品の馬達ばかりでした。

素質がとてつもない馬以外は、チューリップ賞を経由しないと桜花賞で好走は期待出来ないといって良いでしょう。

出来れば阪神JFも経由したい!

上記の30頭の内、15頭が阪神JFを経由しております。

阪神JFもチューリップ賞の次に経由しておきたいレースと言えるでしょう。

チューリップ賞と同じく、阪神JFを経由しなかった馬は、「デアリングタクト」「アーモンドアイ」といった

素質がずば抜けた馬達ばかりで、例外といって良さそうです。

阪神JF → チューリップ賞 → 桜花賞

この黄金ローテは是非とも経由しておきたいですね。