2020年 関東オークス(G2)|過去10年データからの考察

2020年6月10日

こんにちは!ファフナー川原です。

今回は、地方交流G2 関東オークスの考察をしてまいりたいと思います。

まずは、川崎競馬場のダート2100mの過去10年データから見てまいりましょう!

枠順別の成績

枠番勝率連対率複勝率
1枠7.7%21.8%34.6%
2枠9.1%20.8%26.0%
3枠9.5%15.5%25.0%
4枠9.5%13.5%29.4%
5枠9.9%21.3%26.2%
6枠5.3%12.7%18.7%
7枠6.5%11.7%18.2%
8枠6.5%13.5%18.1%
川崎競馬場2100m 2019-2010年

注意すべきは、6~8枠の外枠ですね。6枠から急に勝率・連対率・複勝率が下がっております。

今回6~8枠に入ったのが、

9セラン、10アールクインダム、11アクアリーブル、12クリスティ、13テーオーブルベリー、14レイチェルウーズ

の6頭となりますが、結構有力馬が外枠に入っております。

悩ましいですね。

安田記念の反省を生かし、枠順による有利不利のウェイトを下げて検討して参りたいと思いますので、

今回は、6~8枠の馬を-0.5ptとします。

脚質別成績

脚質勝率連対率※参考:門別1200m
勝率
※参考:門別1200m
連対率
逃げ15.4%24.5%24.4%41.9%
先行13.0%26.0%14.3%28.9%
差し5.7%13.0%5.8%14.1%
追込0.9%3.1%1.7%4.3%
川崎2100m 2019-2010年

北海道スプリントの門別1200mと比較してもわかるように、「逃げ・先行」が有利だが、「逃げと先行はどちらも同じくらい」といった感じですね。

ある程度、前目であればOKとしましょう!ということで、

今回は、「逃げ・先行馬」を1ptとします。

「逃げ・先行」が予想される馬は、

2ルイドフィーネ、8ノラ、9セラン、10アールクインダム、11アクアリーブル、12クリスティ、13テーオーブルベリー、14レイチェルウーズ

といった感じでしょうかね。結構入ってますが、基本地方は前目に行きたがりますからね。

続いては、関東オークスの過去からデータを考察したいと思います。

所属別成績

所属着別度数勝率連対率複勝率
JRA9-6-3-22/4022.5%37.5%45%
地方1-4-7-83/951.0%5.2%12.6%
関東オークス 2019-2010年

過去10年で、地方馬が勝ったのは、1回のみ!

2012年のアスカリーブル(船橋所属 3番人気)

複勝圏内に入っている地方馬のほとんどが南関東所属ですので、

・地方馬で人気上位

・南関東所属

上記の条件を満たした馬は、複勝圏内に入ってくる可能性はありそうですね。

今回は、JRA所属馬を2pt、地方馬で6番人気以上の馬を1ptとします。

地方馬で人気しそうな馬は、

2ルイドフィーネ、11アクアルーブル、13テーオーブルベリー

といったところでしょうか。

人気別成績

続いて人気別成績です。

人気着別度数勝率連対率複勝率
1番人気4-2-1-3/1040%60%70%
2番人気3-1-3-3/1030%40%70%
3番人気1-1-2-6/1010%20%40%
4番人気1-2-0-7/1010%30%30%
5番人気0-3-0-7/100%30%30%
関東オークス 2019-2010年

3番人気以下から複勝率がガクッと落ちておりますね。

1.2番人気を1ptとしましょう!

6月9日時点では、

7レーヌブランシュ、12クリスティ

が1.2番人気となっておりますので、こちらの2頭を1ptとします。

ちなみに関東オークスは1番人気の複勝率が70%ですので、以前の1番人気信頼度ランクで言うと

星4です。1番人気の複勝圏内はまず堅いでしょう。

1番人気信頼度については↓のページをご覧ください。

前レース別成績

今回JRA所属が4頭出ており、そのうち2頭が前走まで芝で走っておりました。

いわゆる「ダート替わり」ですね

過去10年で複勝圏内に入った馬の前走を調べてみました!

すると過去9年間一度も前走芝の馬は複勝圏内に入っておりませんでした。

そこで前走芝の2頭は、-2ptします。つまりJRAポイントと帳消しということですね。

次は、前走の距離についてです。

前走距離回数
1400m3
1500m1
1600m3
1700m5
1800m13
1870m3
2100m1
2400m1
関東オークス 2019-2010年

過去10年で複勝圏内に入った馬の前走距離を見てみると、1800mが圧倒的数字となっております。

そこで、前走がダート1800mだった馬は、1ptとしましょう。

前走がダート1800mだった馬は、

2ルイドフィーネ、3ミリミリ、7レーヌブランシュ、11アクアリーブル、14レイチェルウーズ

以上です。

データ該当馬は?

それではデータに該当した馬の集計を行ってみましょう。

馬番馬名枠順前目所属別人気ダート
替わり
前走距離合計
ミナミン0
ルイドフィーネ1113
ミリミリ11
バブルガムダンサー0
コェミ0
ミステリーベルン0
レーヌブランシュ2114
ノラ11
セラン-0.5122.5
10アールクインダム-0.512-20.5
11アクアリーブル-0.51112.5
12クリスティ-0.5121-21.5
13テーオーブルベルー-0.5111.5
14レイチェルウーズ-0.5111.5

  4pt 7レーヌブランシュ

  3pt 2ルイドフィーネ

2.5pt 9セラン、11アクアリーブル

以上の結果となりました。

南関東牝馬3冠目指して、アクアリーブルには是非がんばってもらいたいですね!

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